狭くても良いことがある?狭小住宅についてメリットと選び方のポイント
狭小住宅とメリットについて
狭小住宅とは言葉通り、狭くて小さい住宅のことです。狭小住宅について法律上などに定義はありませんが、一般的には15坪以下の土地に建てられた住宅のことを狭小住宅としています。狭小住宅のメリットは、まずさまざまな費用を抑えられることです。建物を建てる土地も狭いので土地代を抑えられますし、固定資産税などの税金も抑えられます。また、広い土地を探すのは都市部や駅の周辺では困難になりますが狭い土地を探せばよく、利便性が高い場所にも家を建てられるのもメリットです。駅やバス停、商業施設や病院など生活をするうえで便利な場所に家を建てられます。
そして、大きな家の場合は隅々まで目が行き届きにくく、掃除も大変です。しかし、狭小住宅では毎日の掃除時間を短縮できますし家の中での不具合などに気づきやすく、これもメリットになります。
狭小住宅の選び方のポイントについて
狭小住宅の選び方のポイントは、まず建築方法を確認することです。狭小住宅の場合その狭さを克服するために、大開口になっていたり吹き抜けになっていたりすることが多く耐震性などに不安があることがあります。そのため、頑丈な鉄筋コンクリート造りやSE構法の住宅を選ぶことが重要になります。ちなみにSE構法とは、木造であっても鉄筋コンクリート造りのように構造計算に基づいて設計され、高い耐震性の住宅となる構法です。
2つ目のポイントとして、予算があげられます。狭小住宅は広い家に比べて、価格は低くなります。しかし、耐震性など安全な生活を考えた場合には木造であってもSE構法の場合は予算が嵩みますし、鉄筋コンクリート造りはさらに高額になります。支払える予算をもとに、住宅を選ぶことも大切です。
大きなメリットは土地が相場よりも安く購入できることです。建物はコンパクトなつくりになるので建設費を抑えることができます。予算に限りがある場合は狭小住宅を選ぶのも手です。