購入する前に土地の情報チェックは必要！地盤や地質の調査も忘れずに
住む土地や街の情報収集をする
昔は土地や地域のマイナス情報は公開されることはあまりありませんでした。しかし、近年では、人命の尊重を最優先にした考え方からネガティブな情報も開示されるようになっています。書類やウェブサイトでも土地や地域の情報は手軽にチェックできます。住みたいエリアが見つかったら、まずは色んな情報を収集し、安全な土地か、安心して暮らせる街かということを確認しておきましょう。
各自治体では“防災マップ”を公開しているところも多く、資料の配布やウェブサイトでも見られるようになっています。防災マップには地震や津波、水害や土砂災害などの被害を想定したシミュレーションを地図に表しています。住もうとしている土地が災害にあう可能性があるなら、家造りの計画時に何らかの対策を検討する必要があるでしょう。
購入する土地の地質や地盤の状況を調査しておこう！
安全な家を建てるには、地質や地盤の調査は欠かせません。調査を依頼する際は、調査会社に頼むこともできますが、一般的には家の設計や施工をおこなう業者を通して調査してもらうことが多いです。安いと思って買った土地が、実は地盤の悪い土地だったということはよくあります。結果的に数十万や数百万円といった、地盤を強化するための対策工事が必要になるケースも珍しくありません。安く手に入れた土地でも、このように費用が高くなることもあるのです。ですから、土地の調査費用はかかりますが、業者に相談してあらかじめ地質や地盤の調査をしておくことをおすすめします。
土地探しを行う際、土地の利用目的を明確にします。住宅建築が目的なら、建築可能なエリアの土地を探します。果樹栽培が目的なら、農地利用が可能な土地を探します。